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沿革・目的・組織体制

沿革

「極低温物性研究センター」は、平成13年4月に設置されました。「極低温エネルギー実験センター」、「極低温システム研究セン ター」に続く、3世代目の"極低温センター"としてのスタートでした。

本学は極低温物性研究の1つの拠点と考えられており、極低温センターを中心に、超伝導、量子流体、低温化学、磁性等の研究が活発に展開されてきました。極低温物性研究センターでは、このような研究基盤のもとに、物性研究の新たな展開をはかることを目指しています。現在のセンターの成果と活動の概要はセンターだよりや東工大クロニクル(No.347,2000)ですでにご報告しています。ここでは新しいセンターの研究・活動内容について簡単にご紹介いたします。

写真:極低温エネルギー実験センター

目的

本センターの主な目的は「研究」と「研究支援」です。

研究 -極低温における基礎的物性研究の推進-

センターでは、表面物性研究や人工物質系作成で用いられる最先端の研究手法と、独自に開発した極低温における種々の精密物性測定技術をその技術基盤とし、両者の融合を図りながら、低温物性の基礎的研究を行います。極低温下におかれた多様な物質の中で量子力学的効果がどのように現われ、個々の物質の性質を支配しているかという、物性物理学における基礎的重要問題を解明することが大きな目的です。

本センターで推進する研究は基礎的なものでありますが、その成果は応用的側面からも重要です。それは、21世紀の基盤産業であるエレクトロニクスや材料科学などの応用的研究分野では、原子レベルの物質設計と制御が研究の大きな柱になると考えられ、そこでは極低温における物性の基礎的研究成果が重要な情報を与えると考えられるからです。

研究紹介セミナー・研究会のページもご覧下さい。

研究支援 -寒剤の製造供給と技術サポート-

寒剤を必要とする学内の利用者に対して、安定した寒剤の供給を行っていきます。とくに、将来到来するであろう年間10万リットルを越える液体ヘリウムの需要に対応する供給と回収(リサイクル)の体制を確立させます。液体窒素の供給もセンターで全面的に担当することにより、利用者の研究の効率を向上させることを考えています。さらに、最先端の低温技術と情報の提供、教育活動を通じ、本学の低温関連分野のアクティビティを増大させることに貢献していきます。

寒剤供給・液化機低温技術講習会のページもご覧下さい。

写真:目的(寒剤供給)

組織体制

メンバー

センター長(併)教授 藤澤利正(理学院 物理学系) ホームページ
センター(兼)教授 大熊 哲(理学院 物理学系) ホームページ
センター 技術職員 藤澤真士(液化室:技術部電気電子部門)
Email: fujisawa.m.ad[at]m.titech.ac.jp
 
センター 技術員 金本真知(液化室:研究戦略推進センター) 

センター運営委員会

センター長を委員長とし、学内の各部局から選出された教員(学長指名を含む)で組織されます。センターの運営全般(研究・液化業務、予算・決算承認等)やセンターの人事等に関する決定機関です。

センター専門委員会

センター職員および利用者の代表から組織された委員会。主査は利用者かつ運営委員の中から選ばれます。センターの日常的な運営(研究・液化業務、予算案作成、共通実験スペースの配分審査、広報活動等)から将来計画におよぶまでの議論を行い、センターの運営に関する 助言を行います。